

社内研修(洗髪介助)
今回はドライシャンプーを使った洗髪の介助について社内研修を行いました。

洗髪方法は以下の手順で行いました。
- 体勢を整える
- ベッド上で行う場合は、頭の下に防水シートやタオルを敷き、衣類が汚れないようにします。
座位で行う場合は、肩にケープをかけます。
- ベッド上で行う場合は、頭の下に防水シートやタオルを敷き、衣類が汚れないようにします。
- ブラッシング
- 介助を始める前に、髪をくしやブラシで優しくとかしておきます。
こうすることで、汚れが浮きやすくなります。
- 介助を始める前に、髪をくしやブラシで優しくとかしておきます。
- ドライシャンプーを塗布
- スプレータイプの場合: 髪から15~20cmほど離して、頭皮全体に少量ずつスプレーします。
- ムース・泡タイプの場合: 手に泡を取り、指の腹で頭皮に優しくもみ込みます。
- シートタイプの場合: 頭皮を拭くように使います。
- マッサージ
- 指の腹を使って、頭皮を揉むようにマッサージします。
これにより、皮脂や汚れが浮き上がり、血行促進効果も期待できます。
- 指の腹を使って、頭皮を揉むようにマッサージします。
- 拭き取り
- ドライシャンプーが頭皮全体になじんだら、お湯で絞った温かいタオルで、ドライシャンプーを拭き取るように優しく拭きます。その後、乾いたタオルで水気をしっかりと拭き取ります。
- 仕上げ
- 最後に髪をとかし、必要に応じてドライヤーで軽く乾かして整えます。


ドライシャンプーの注意点
・敏感肌の方はアルコールを使用しているドライシャンプーを使用しないようにする。
・毛穴の奥の汚れを完全に落とすことはできないので、継続的な使用は避けるようにする。
研修を行って、水を使わない洗髪でも想像以上に髪がさっぱりしました。頭皮や髪の汚れ、ベタつきが気になるときに使用しても髪がサラサラになり、気持ちよく感じられそうです。
今回は座って研修を行いましたが、寝たままでも使用することが可能です。
また、ドライシャンプーは介護目的だけではなく、災害時の衛生対策としても有効であることや汗をかいたときにさっぱりするために使ったりなど普段使いでも活用できます。

洗髪は、体を清潔に保つだけでなく、リフレッシュ効果もあります。ご利用者様の状態に合わせて適切な方法を選び、安全で心地よい時間を提供できるよう心がけていきたいです。